20/07/27 | ||||
「アガパンサス」 | ||||
今年の東京の梅雨は長雨続きで、気温も例年に比しやや低目でしたが、ようやく梅雨明けの気配ですね。今朝の東京は曇り空です。そんな陽気ですが、暦の上では、先週の水曜日22日は、二十四節気の「大書;最も暑い時期」でした。そして、七十二候では、今日から月末31日まで大暑の次候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)土が湿って蒸暑くなる」ですが、今後の様子はどんなことになるのでしょうか。 そして、コロナ災害も拡大の一途です。効果のある医学的な対処法が確立していない現時点では、このような状況になるのは避けようもありません。政府は成り行き任せ方針転換したようですし、都知事も深刻な表情をしていますが、知事選後で一時の熱意は喪失しているようです。そして「新たな日常」だそうです。これって「何のこと」です。老生には理解できません。 そんな中、前回もお噂を申し上げた今年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」や「成長戦略実行計画」など、今後の政策の方向性を示す「政府4計画」が先々週の17日(金)に閣議決定された、と報道されました。 |
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全国紙 Y による『政府4計画のポイント』を転記させていただくと、 新型コロナ * 戦略的に検査能力を拡充。迅速かつ効率的な検査 体制構築 * 治療薬・ワクチン等の国内での生産体制を早期に 整備 デジタル * 今後1年間を「集中改革期間」。内閣官房に司令塔 機能 * 書面・押印・対面を重視する商取引や行政手続き の見直し * 中央銀行デジタル通貨は日本銀行で各国と 連携し、検討 地方分散 * 政令指定都市や中核市などでITを使った街づくり 推進 * 魅力的な地方大学の実現のための改革パッケージ 策定 働き方・暮らし * 兼業・副業やテレワーク、民間・専門人材の地方移転 促進 * 国土強靭化に必要・十分な予算を確保 となっています。 この日(7/17)の安倍首相は、経済財政諮問会議と未来投資会議の合同会議で「歴史的な危機に直面する中で思い切った社会変革を果敢に実行し、未来を切り開く」と述べた、とも報道されました。 |
しかしです。この『政府4計画のポイント』からは、この先の我が国の未来像(今後の展望)が見えて来ません。ただ、現時点の問題を解決したいな、とだけの願いを美辞麗句で作文しただけのことです。 ここから見えることは、「歴史的な危機に直面」している現状を正確に把握が出来ていない/しようとしないのだ、です。 衆愚の一員としては、本当に本当に寂しく、辛いことです。 図録は、梅雨の時期に花開する花です。目にする多くの色は青色の涼しそうな色合いですが、紫や白、ピンクなどのものがあるようです。西洋では「愛の花」とされ、恋や愛にちなんだ花言葉を持っている、とはネットの情報です。 鹿島の庭に咲いているものを撮りました。 また、お時間が許せば、「関連画像」を御高覧の程を!!‼ 「関連画像」の中で紹介する「茗荷」は、この季節に梅肉出会えたのものや、刻んで素麺の薬味にして食しますが、その花です。始めて見ました。 八百屋の店先で売られているものを、もう少し成長させるとその先端部に花が付きます。ここではその花を集めたものです。 |
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令和弐(2020)年7月2日(木):撮影![]() |