20/07/13   
   「向日葵:ヒマワリ」   
  暦では先週の火曜日7日は、二十四節気の「小暑;暑さも本格的になる時期」でした。この頃の関東では梅雨の終盤でもあるのですが、ここ数年の列島は“記録にない”と称される降雨に見舞われて、各地に大きな災害がもたらされていました。今年はコロナ騒ぎが続いているので、何とか避けてほしいと思ったのですが、願いは、叶いませんでした。九州や中部地域の被害状況をTVで見るたびに、その酷さに気が滅入ります。
  そして、コロナの感染者数は増大傾向に歯止めがかからないようです。現時点まで何らの科学的な対応策を施していないのですから、この状況になるのは当然のことだろうと思いますし、コロナ対策担当大臣や都知事も想定の範疇なのでしょう。現時点特段の対応策を提示しようとはしていません。
  そんな中、我が政府は今年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案を8日の経済財政諮問会議(議長・安倍首相)に提示した、と報道されました。
  全国紙 Y による『「骨太の方針」原案のポイント』を転記させていただくと、
    * 「新たな日常」を通じた「質」の高い経済社会の
    実現を目指す 
  * PCR検査と抗原検査の最適な組み合わせで
    迅速 かつ効率的な検査体制を構築
  * デジタル化を1年で集中的に改革。司令塔
    機能を 内閣官房に構築
  * 東京一極集中の是正は地方創生のみならず
    国全体の 危機管理の観点からも重要な課題
となっています。
  何れの事項も素晴らしい作文で、否の付け所なく異論を唱えることなど、とても出来ません。
  しかしです。「骨太の方針」とやらの例年もこのようなものだったのでしょうか。それらがこのように素晴らしい作文であったとすれば、これまでの成果はどのようになものだったのであったか、を見てみたいですね。残念ながら、寡聞にしてその結果の評価は、記憶にありません。
とすれば、これまでは絵に描いた餅(作文)、だったのでしょうか。
  今年はそうならぬよう「しっかりと」実行されることを祈念しています。

  図録は、我が民族の伝統的嗜好性によって小型化されたものです。この図録のものは、直径10p以下のように思いました。梅雨の最中ですから何となくこれで納得しますが、炎天下で見るときには、人の背丈ほど高さの先端に咲く、人の顔の大きさを持ったこの花が良いですね。

  ウラは、この花の花期の終盤に入った「ヤマアジサイ」です。これは日本原産だそうですが、北アメリカ東部原産の「アナベル」などに比較すると、ぐっと地味ですね。

  また、お時間が許せば、「関連画像」を御高覧の程を!!
 
令和弐(2020)年7月2日(木):撮影