20/06/29   
   「ジャカランダ」   
  この季節は暦通りに梅雨の真っ最中で、曇り空が多く鬱陶しい日々が続づいたり、晴の日あり真夏日だったりして推移していましたが、先週末に九州では記録的な豪雨となった地域もありました。幸いにも大きな被害をもたらすこともなかったようで、何よりです。
  そして、コロナウィルス感染防止の諸規制も解除されましたが、日々報道される感染者数は増大を続けています。民度が高い国民の故でしょうか、この状態にも関わらず、我が政府は「まだまだダイジョブだ〜」とのことです。報道される限りに我が国の対処方法には、特段の科学的なものがないように思います。感染者数は増大は「アマエビ」のご利益によって、押さえられるとお考えなのでしょうか。

  そんな状況下やや旧聞に属しますが、今月の17日(木)の読売新聞夕刊に、次のような記事がありました。
  『省庁テレワーク拡大へ 7〜9月「働き方」集中点検』でその概要は、「政府は、新型コロナウイルスの感染防止対策として中央省庁で実施したテレワークやテレビ会議などを本格的に定着させる方針を固めた。国家公務員の働き方を抜本的に見直し、非常時に職員が出勤しなくても業務継続できるよう環境を整備しておく狙いがある。内閣人事局が近く、取り組みに着手するよう各省庁に指示する。」 
    この記事は結構なことと思います。この騒動は先の敗戦以来の未曾有(ミゾウです)な国難です/でしょう。その国難からの脱却・回復には、大胆な政策がなければと思います。
  この報道から思いつくことは、省庁テレワーク拡大ではなく、もっと大きく省庁の地方への分散は如何でしょうか。現在の異常とも言える東京の一極集中を解消する絶好の機会到来と捉えるべきです。

  数年前にアベッチが語った“地方再生”の結果は無残なものでした。しかし、この方策には、我が民族が大好きな建築土木業への多大な事業が、全国各地(省庁の拠点)に発生することでしょうし、これらを結ぶ通信網の拡充は、現状を遥かに凌ぐものが求められる筈です。とすれば、全土は活性化し、国内GDPは拡大するに違いありません。
  魑魅魍魎の有象無象が跋扈し閉塞感に満載の我が国が、大転換できるチャンス到来だと思うのですがね。これって「酔夢」でしょうね。

  図録は、近所の機械加工の社屋の片隅にあるものです。今月中頃から咲きだしています。数年前からめったに見ない花(東京では)として紹介しています。ですが、ネットを見ると我が国内には、この花を名所とした都市があるようです。
  ネット情報には、「カエンボク(火炎木)、ホウオウボク(鳳凰木)と並んでシウンボク(紫雲木)と呼ばれ、世界三大花木のひとつとされているジャカランダ。自生地では10mを超す高木になります。」とあります。この木も4〜5mありますので、まだ大きくなるのでしょうか。

  また、お時間が許せば、「関連画像」を御高覧の程を!!
 
令和弐(2020)年6月23日(火):撮影