20/06/01   
   「野薊:ノアザミ」   
  先ず、ご報告を。
  先月20日の我が家のポストに、エイプリルフールではないかと言われた噂の「アベッチマスク」がに投函されていました。本気だったのですね。その本気度に感心しますが、他者への影響は然程でもないようです。TVに映るマスク使用者(政府関係者に限れば)は、この「アベッチマスク」は無視のようです。義理にでも使う人はいないのだ、です。
  そんなコロナ騒ぎは起こってから約4ヶ月経っています(その始まりを何時にするかで期間は変わりますが)。この間様々な状況に直面しながら事態は変動し、緊急事態宣言とやらも解除のための設定基準を達成したとのことで解除されました。アベッチは、世界に誇る成果だと仰々しい形容詞を並べて力説していましたが、老生には有耶無耶感満載で何が成果なのか分かりませんでした。「感染させない、感染されない」だけの感染蔓延防止の対症療法で時を過ごしただけのこと、だったのにです。
  そして、毎日報道されている新たな感染者数の変化は、減少から増加傾向になってようですが、その総検査数は依然として不明ですので、報道される数が実態なのかは分かりません。 
    ここで喩え話。親戚の小学生が「私、クラスで5番なの」と語りかけました。これを聞いた貴方は「ほう、凄いね。で、クラスは何人なの?」聞き返しますよね。すると「5人なの」との答えを聞いたら、「そうなんだ」で、この話は終わりでしょう。
  この喩えのようなことをこの約4ヶ月間、我がマスメディアは継続して報道しています。本当に感染蔓延は防げたのでしょうか。
  現時点、人類はこのコロナウィルスへの対応策を確立していませんし、このウィルスとの共存のための免疫も獲得していません。ですから、しばらくは感染源から離れる方策しか出来ないのです。
  とすれば、感染者の急激な増加が起こらないことを願うばかりで、出来ることは江戸期と同様な神頼みしかありません。これを世界一だと誇るって、これでも科学技術立国と称するのでしょうか。

  図録は、毎年この時期にご覧いただいています。ただ、この図録の花が“ノアザミ”であるとの確証はありません。ネット情報によれば、「アザミは世界中に250種以上、日本に生息しているものだけでも100種以上あり、専門家でも見分けるのが難しいと聞く植物です。」とあります。また、これの花の次に多く見られるのは、「ノハラアザミ:野原薊」だそうで、咲く場所だけでなく姿形もノアザミとよく似ているため間違える人も多い種類です、とのことです。
  これを撮ったのは鹿島の家の近くで、そこは“野原”ではないので、これを根拠にこの名前で掲載させていただきました。

  「関連画像」もご覧ください。
 
令和弐(2020)年5月24日(日):撮影