20/04/17   
   「桜・御衣黄」   
  4月も後半になりました。この季節の長雨を菜種梅雨といいますが、今年の様子は例年に比しやや不順気味のように思います。ですが、コロナ旋風が吹き荒れるこの春の我がマスメディアは、そんなことに気(意識)が向きません。一日中、コロナ・コロナ・コロナ・コロナ・コロナ〜〜〜、の一色です。その情報の伝達は「要・急」ですが、その報道の無能・無策さに、そして外出禁止(?)の故にか、いささか気が滅入っています。
  そんな中、前回お噂を申し上げた"アベッチマスク”は、配達が始まったと伝えられていますが、老生の手元には未着です。また、その費用も200億円+αの様だと申し上げましたが、詳細に詰めると総額466億になるとのことです。この額に驚きました。そして、その後の緊急経済対策にも期待するとも申し上げました。こちらの総額は108兆円で、このような災害対策費で過去最大のものだと大威張りですが、実質的な対策費は6兆円とも8兆円程度だそうです。恐れながら申し上げれば、現政権は現状認識の把握を放棄しているが故に、このような金額で何とかなると信じているのでしょう。信じられません。
    報道される範囲で想像すれば、諸々の大企業や中小企業はその活動を減速、もしくは停止から来る窮状に直面しているに違いありません。そんな状況を感じないのか、それともシカトしているのかです。ぶっちゃけて言えば、稼ぐのを減らしている、休んでいる、止めているのです。そしてこの先の見通しも不明です。「これからどうしょう」が皆さんの気持ちでしょう。それが分からない。「バカは死んでも…」といいます。だとすれば、どうにもなりません
  ですが、こうした状況になった一因は、国民の無頓着・無責任な意思決定です。主権在民の民主主義国家の現政権は、民意の反映品(失礼な言葉ですが)なのです。一般に、人の評価は平時ではなく非常時に定まると言います。先の大戦後、我々はぬるま湯に入った蛙でした。
気持ちの良いぬるま湯の中、俺ら村の村長さんには誰がになっても大差は出ませんでした。それがこれまで状態です。このコロナ襲来はある意味で、大戦後の総決算を迫っているのです。この騒動の終焉後には、全てを更新し世直しをしましょう。
  その時が来るまで頑張ろう、です。

  図録は、御衣黄「ギョイコウ」と読みます。栽培品種の桜だそうです。花期は染井吉野より遅い、とウィキペディアにありました。近所の都立大島小松川公園で撮りました。
  この桜についての詳細は、≫≫ こちら を御覧ください。

  関連画像」もご覧ください。
 
令和弐(2020)年4月14日(火):撮影