20/03/16   
   「白木蓮:ハクモクレン」   
  昨日の15日は、二十四節気の“啓蟄”=蟄虫(すごもりむし)が戸を啓(ひら)く。柳の若芽が芽吹き、蕗の薹(とう)の花が咲き、徐々に春めいてくる(期間;3/5〜3/19)、を三等分した“侯”の末侯=菜虫化蝶(なむし ちょうと けす)でした。
  例年ですと、この季節では寒の戻りと呼ばれる日々もある(14日は寒の戻りで寒く冷たい日でした)のですが、それも少なく暖冬の今年ではこの説明に相応しい陽気の様に感じます。そして、東京では桜の開花が寒の戻りの雪が舞った13日(土曜日)に開花宣言されました。ですが、昨日近所の小松川千本桜の様子を見てみましたが、ここでの開花は今週半ばと感じました。とは言え、今年も小学校の入学式の前に花吹雪となってしまうようです。ピカピカの一年生がご両親と桜の下で記念写真を撮る、などと云う風景は見ることが出来ないのでしょうか。
  そんな中、世の中は新コロナウィルスで未だに大騒ぎとなっています。このウィルスの震源地に近い我が国の対応の初動は、世界的に見れば早かったのですが、中途半端な方策の連発で国内での蔓延を許していましました。
    そして、3月になってから今更ながらの中国・韓国からの渡航者を2週間隔離するなどの対応策も「何んでまた」と思うことを言い出しています。国内で流行っているのを認識していないのでしょうか。不思議です。
  更に、この騒ぎのドサクサにつけこみ、緊急事態法を自民・公明と野党のほとんど(共産党だけ反対)賛成で成立しました。野党の先生方、「本気で賛成したの?」です。
  この騒ぎが収束し、この期間の問題の結果検証が行われたとき、最大の受益者は現内閣(安倍内閣)だと評されるでしょう。「一将功成って万骨枯る」という言葉があります。熟慮したことなどかけらもない、無計画な思いつきの要請に従って休業し、被害を被った国民の犠牲など考慮外でしょう。
国民の健康を第一に考慮しての判断だ、を口にしていますが、こちらでも「正気ですか〜あ」です。

  図録は、近所の都立大島・小松川公園で撮りました。花の色と形が“辛夷の花”に似ているのですが、花の大きさからこの名前(花名)だろうと思っています。
  撮影で花のそばに寄ったとき、チョット甘い香りがしました。


  「関連画像」もご覧ください。
 
令和弐(2020)年1月1日(水):撮影