19/12/30   
   「正月のお飾り」   
  例年年の瀬になると、
  「もういくつねるとお正月
   お正月には 凧あげて
   こまをまわして 遊びましょう
   はやくこいこいお正月」

  この歌の題名は『お正月』で、東くめ 作詞、滝廉太郎 作曲で、明治34年文部省発表の幼稚園唱歌です。

  そして、
  「年の始めの 例(ためし)とて
   終(おわり)なき世の めでたさを
   松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
   祝(いお)う今日こそ 楽しけれ」
  この歌の題名は、『一月一日』(いちげついちじつ/いちがついちじつ)で、1893(明治26)年に文部省より発表された小学唱歌で、上眞行(うえ さねみち)作曲、千家尊富(せんげ たかとみ)作詞によるものです。
  の唱歌が、頭に浮かびます。
 
  今年は平成から令和に改元され、5月にはメディアは大騒ぎでした。そのことからすれば、この年の瀬にこれらの歌が聞かれても良いのでは、と思うのですが、殆ど聞かれません。今となればこの歌詞は時代にそぐわないのでしょうか。

本年も本サイトに訪問いただきありがとうございました。

各位にとりまして、明年が良き年となります様、
祈念しております。
 
令和元(2019)年12月27日(金):撮影