本書は、展覧会の“図録”である。
その目次は、
武家茶道の完成 …………………………………………… 5
江戸風の茶の湯 ………………………………………… 63
茶道革新 ………………………………………… 137
東京の数寄者たち………………………………………… 177
論文 西山松之助(東京教育大学名誉教授) ……… 206
論文 川上紹雪(江戸千家宗家若宗匠) …………… 210
論文 熊倉功夫(国立民族学博物館教授) ………… 216
年表 ……………………………………………… ⅴ
参考文献 ……………………………………………… ⅲ
協力者一覧 ……………………………………………… ⅱ
また、その凡例は、
一.本書は、東京都江戸東京博物館、財団法人東京都歴史文化財団、ならびに東京新聞の主催によって
、一九九七年七月二十九日(火)より同年九月七日(日)までを会期として開催される「遊びと求
道の心・江戸東京の茶の湯四〇〇年」展の図録である。
二.展示する資料のうち、主要なものを図版掲載し、必要に応じて解説を付した。また、図版の配列は
展示の順序と必ずしも一致しない。
三.会期中に展示替を行なうため、図録に掲載されている作品が展示されていない場合がある。
四.図版解説には出品番号/資料名/員数/法量/年代/所蔵先/解説を付した。なお記述にあたって
は以下の基準に従った。
⑴ 資料名は原則として所蔵先の表記に従ったが、語句の調整を図るために一部表現を統一した。
⑵ 国宝については、●、重要文化財については○印をそれぞれ資料名の前に付した。
⑶ 法量の記述はすべて㎝を単位とする。
⑷ 所蔵先が空欄になっている資料は個人所蔵のものである。
⑸ 東京都江戸東京博物館所蔵の資料は「当館蔵」として表記した。
五.図版解説などの執筆は江戸東京博物館学芸員の粟屋朋子、畑尚子、真下祥幸が担当した。
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