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記事によれば、その狙いは「アフリカの開発援助では中国やインドなどの台頭が著しく、日本の存在感の低下が指摘されている。日本としては、得意とする農業技術で巻き返したい考えだ。」なのです。つまり、国威発揚の一つなのです。人口が爆発的に増えているアフリカにおいての食糧の増産を意図することは、大いに期待されることでしょうが、満足する結果を得るは、どんなものでしょうね、です。 加速度的に科学技術が発展している現在でも、農業の基本は自然に依存する部分が大きいものです。また、我が国の稲作は、縄文時代からのノウハウが蓄積され、現代に至っています。地理・水利・天候・気候等の自然条件が異なっているに違いない彼の地において、蓄積されたノウハウが生かされるのでしょうか。一般に物事を成功させるには、“天の時、地の利、人の和”といわれます。このプロジェクトでは、このどれにも不安を感じます。
話を変えれば、この時期は来年度予算の策定時期でもあります。とすれば、農水省の外郭団体新設の一つの手段と思えば、それはそれで、退職後の収入先を確保することは霞が関の皆さん重要な仕事の一つだそうですから、頷けることです。赤字国債を発行し、そのお金で海外支援する。そして、自らの食い扶持を確保する、何とも“杜甫甫”です。 |
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そして、水害対策は国土交通省の担当でしょうが、国交省の外郭団体新設案はどんなものでしょうか。水害対策は錦の御旗ですよ。
図録は、この時期になると目につく花です。ウィキペディアによれば、「一年草が多いが、一部多年草や亜灌木もある。4〜10月にかけて、茎に継続的に新たな蕾が発生し、直径2~5cmぐらいの鮮やかな黄・橙・暗赤色などの美しい花が咲く。咲いた花は1~2週間で萎れ、自然落下するが、1株の複数の茎に発生している蕾が次々に開花し、1株としては4~10月まで花が咲き続ける。10月以後、茎や葉が枯れる株があり、11月になると種の寿命限界で全ての株は枯れる。」と、あります。ですから、大方の花が咲き終わったこの時期に目に留まるのですね。 そして、花の名の意は「聖母マリアの黄金の花」、ともありました。 |
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