19/10/07   
   「秋空&曼殊沙華」   
  「暑さ寒さも彼岸まで」というものの言いようは、過去のものになりつつある様に思います。明日の8日は、暦の二十四節気「寒露=露が結び始める頃」となります。暦は旧暦の行事を新暦の月日にただ移し変えただけですから、東京では身体への実感としてはずれがあります。ですが、節気だと聞くと、気持ち的には季節の移ろいを感じさせてくれものでした。

  その一つに、“衣替え”の風習があります。それが今月の一日からでした。ですが、ここ数日の陽気では、日中の街歩きは半袖シャツでも汗が出てきます。新しい秋物を購入され、その使用が楽しみの方にとっては、秋が待ち遠しいでしょうね。"Autumn has come." でしょうね(これって、合ってます?)。
  とは言いっても、週末の土曜日は真夏日でしたが、日曜日は雨も降って気温は大幅に下がりました。今朝もその涼しさが残っています、予報ではこれが続きそうだと言ってますが、本当なら嬉しいですね。
 
  今月の一日ですが、財務省の長年の念願であり、政府の人気取りの道具に使われてきた、消費税率が2%上がり、“10%”となりました。一部の食糧品についは8%に据置かれたものもあります。また、増税の影響を防ぐべく、現金払いでない場合、つまり、キャッシュレス支払いはポイントを還元する、その還元率も数種類あって混乱が起こっているようです。でも、従順さが美徳で優秀な我が衆愚は、多少の不便・不利益を乗り越えて、これらを順応するに違いありません。
  ですが、1989年に税率3%で導入された消費税は、30年後の今年に10%になりました。現財務大臣(麻生さん)は「社会保障の安定財源確保のため、きわめて重要な意義があると考えている。」、と10%への引き上げの重要性を語ったとのことです。
  とは言え、今年度分の増収分は、すべて社会保障に充当されるわけではありません。また、来年度以降のこの税収は約25兆円と見込まれるとのことですが、社会保障費の総額は約35兆円に達すると言われます。つまり、現状の税率では、この税の導入時の謳い文句は達成できないのです。さらに、国と地方が保有する債務残高は1000兆円を超えています。
  我が国の懸案事項の「社会保障と財政健全化」の行き先は、依然として不透明の様です。

  図録は、暑い暑いと言いながらも、快晴の空には秋雲が高く流れていました。また、今年の“曼殊沙華=彼岸花”は、その開花が例年より遅れていると、「関連画像」で紹介したのですが、それから2週間後には、盛りを過ぎやや枯れ気味でした。
 
令和元(2019)年10月2日(水):撮影