|
2011/3の事故後、我が国の商業原発では廃炉が相次ぎ、この決定でその数は計24機となり、国内原発の半数近くだそうです。そして、今後稼働寿命を迎える原発もあり、その数はさらに増えるともいわれています。 我が国のエネルギー政策では、原発による発電を“ベースロード”としています。その発電装置(?)の半分がなくなるんです。世界に類のない悲惨な福島事故を経験しながら、過去の資産にしがみつくこしか出来ないこの国のエネルギー政策の立案者諸兄、転換は出来るのでしょうか。先進国のエネルギー政策に我が国も肩を並べることになる、ということが起こるのを期待したいですね。
そして、この報道の中に、「福島第二原発の廃炉完了までに40年超を見込んでいる」、とありました。この40年超をここでは45年としてみます。すると、学卒者(22歳)が入社し、この部署(廃炉関係部門)に配属され、そこで定年を迎えるとします。その時の年齢は67歳、定年が65歳とすれば、廃炉は終わっていないことになります。 |
|
“働き方改革”とやらで現在とは異なる年齢で定年となっていても定年近くで何とか廃炉完了、となります。いずれにせよ、このような事が想定できる原発による発電コストって、どう考えれば良いのでしょうか。
図録は、この季節の花です。『中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生する。日本では関東地方以南で観賞用に栽培される。「芙蓉」はハスの美称でもあることから、とくに区別する際には「木芙蓉」(もくふよう)とも呼ばれる。』、とネットにあります。
“ムクゲ”は、この花と同属で、この花と同時期に良く似た花をつける、とのことですが、図録との違いに老生は自信がありません。
都立大島小松川公園で撮りました。 |
|