19/07/29   
   「芙蓉」   
  いささか旧聞に属しますが先週の火曜日23日は、暦の二十四節気の「大暑」でした。昨年のこの日に埼玉県熊谷市で41,1℃の我が国の最高気温が記録されましたが、今年はそのような話題もなく、大慶の至りでした(大慶など、大袈裟ですね)。
  先週は大慶な日もあり猛暑日ありで、梅雨明け近しの様相でしたが「梅雨明けしたとみられる」の発表はありませんでした。ですが、先週末に、関東以外の地域は梅雨明け宣言が出たので、東京も今日には、宣言されそうだ、とのことです。全国的に遅ればせながらの猛暑・酷暑の報道が続くことになるのでしょう。

  例年とはチョット異なる陽気の中、東京電力の福島第二原発の4機を廃止すると報道されました(07/25付)。福島県や立地自治体の再稼働の賛意が得られないのが、廃止要因の一つとのことです。事故で廃止が決まっている福島第一原発の6機と合わせて10機が廃止されることになります。福島県では原発が皆無になります。
    2011/3の事故後、我が国の商業原発では廃炉が相次ぎ、この決定でその数は計24機となり、国内原発の半数近くだそうです。そして、今後稼働寿命を迎える原発もあり、その数はさらに増えるともいわれています。
  我が国のエネルギー政策では、原発による発電を“ベースロード”としています。その発電装置(?)の半分がなくなるんです。世界に類のない悲惨な福島事故を経験しながら、過去の資産にしがみつくこしか出来ないこの国のエネルギー政策の立案者諸兄、転換は出来るのでしょうか。先進国のエネルギー政策に我が国も肩を並べることになる、ということが起こるのを期待したいですね。
  そして、この報道の中に、「福島第二原発の廃炉完了までに40年超を見込んでいる」、とありました。この40年超をここでは45年としてみます。すると、学卒者(22歳)が入社し、この部署(廃炉関係部門)に配属され、そこで定年を迎えるとします。その時の年齢は67歳、定年が65歳とすれば、廃炉は終わっていないことになります。

  “働き方改革”とやらで現在とは異なる年齢で定年となっていても定年近くで何とか廃炉完了、となります。いずれにせよ、このような事が想定できる原発による発電コストって、どう考えれば良いのでしょうか。
 
 
  図録は、この季節の花です。『中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生する。日本では関東地方以南で観賞用に栽培される。「芙蓉」はハスの美称でもあることから、とくに区別する際には「木芙蓉」(もくふよう)とも呼ばれる。』、とネットにあります。
  “ムクゲ”は、この花と同属で、この花と同時期に良く似た花をつける、とのことですが、図録との違いに老生は自信がありません。
  都立大島小松川公園で撮りました。
 
令和元(2019)年7月22日(月):撮影