19/07/15   
   「アガパンサス:紫君子蘭」   
  先週も東京の陽気は、低温(?)続きで昨年に比すれば、過ごしやすいものでした。そして、土曜日の13日からは節気七十二候の「小暑次候 蓮初開」でした(ちなみに、初候=小暑は七月七日)。つまり、時候の挨拶は「暑中お見舞い〜〜」で始まっていいのですが、「そうなんだア〜」の気分ですね。
  覚束ない記憶を辿って昨年の今頃を思い出せば、今頃の列島は先日連夜の酷暑・激暑、熱帯夜の連続で、所謂熱中症に被災される方々が続出していました。それ故、マスメディアは“空調機を適切に使用し、暑さを我慢しないで下さい。”と連日、連呼していました。それが今年は大違い。昨近、熱中症に関する報道は皆無です。何よりのことです。

  そんな陽気ですので、農家さんにとっては想定外のことなのでしょうから、作物の出来、つまり収穫は如何なんでしょう、と心配になります。収穫量が減って価格の値上がる、となればこの低温も良いことと喜んでもいられません。そして、例年の高温(?)を想定している食品、衣料関係、観光地などはこのままでは困るな、と思っているのでしょう。さらに、空調機の使用が必要ない陽気では、電気代が発生しないので、電力会社(特に東電)もこのままでは困るな、などと勘ぐるのは下衆(ゲス)の極みでしょうか。
 
   図録は、この花は公園や町中を歩いていても、この季節に多く見られます。さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。
  南アフリカが原種とのことで、その種類も20種ほどあり、交配により現在では300以上の園芸品種が育成されている、とのことです。

  目にするこの花の色の多くは紫色が多いようで、和名は“紫君子蘭:ムラサキクンシラン”となっています。また、その学名は、“Agapanthus”。学名が通称(?)になっている、ちょっと珍しいのではと思います(花の名について知識は微量ですので、独断ですが)。
 
令和元(2019)年7月4日(木):撮影