19/06/10   
 「下野草:シモツケソウ」
  シモツケソウ
  先週の木曜日6日からは、二十四節気の「芒種:ボウシュ=種蒔きの時期。(芒種は稲や麦の種)」でした。天文学的には、太陽黄経が75度のときを言いますが、期間を指す言葉でもあり、次の節気「夏至」の前の節気です。
  そんな次第ですので、日中が伸びました。ですが明るい時間が長いと動く時間が増え疲れますね。冬は日中が短い故、気忙しいを言ってますが、人の気分って、勝手なものです。
  芒種の「芒」は、「ノギ」と読みます。この“ノギ”は、米や麦の穂先に出る針状の突起を指します。禾=ノギヘンの“ノギ”です。この節気名は、ノギのある穀物の種をまく気=時期を表しているのです。近年の我が国では種蒔きは大分早くなっている様です。これも気候変動に起因する、のでしょうか。そんな中、その六日には関東地方も梅雨入りした模様と報じられました。平年より一日早いとのことです。こちらは気候変動の影響はないようです。となれば、酷暑・猛暑の毎日はもうすぐですね。
     ところで、この気候変動の対策の一環として環境省が今年度、太陽光などによる家庭での再生可能エネルギーの発電・消費にポイントを与える新しい制度の実証実験を始める、と報道されました(5/30日付、読売新聞夕刊)。狙いは、再生可能エネルギーの普及とのことです。
  現在、家庭での再生可能エネルギーは自己消費で余った分は、電力会社が買い取っていますが、その価格が年々下落し、2009年に始まった10年間の固定価格期間も満期に近づき、その普及が滞ると懸念されています。
  そこで、余剰電力の販売によるメリットと、発電・消費での量にポイントを付与し、そのポイントを企業で現金化する制度で家庭発電のメリットを高めようとするものの様です。ここでの“企業”とは、温暖化対策に貢献意識の高い姿勢を持つ企業を指します。そして、この実験には既に太陽光発電など導入している数千個の家庭などを対象に、関連経費10億円を計上している、とのことです。
  結構な実証実験ですよね。成果を是非、報道して欲しいものです。ですが、太陽光発電などを含む再生可能エネルギーへの普及への取組が、このようなレベル(予算が10億円)でのことで良いのでしょうか。国のエネルギー政策を見直す必要があると思うのですが、如何でしょうか。


  図録は、この季節の花です。「枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径4、5ミリの小さな花をたくさんつける。花の色は普通は淡い紅色だが、濃い紅色のものもある。」とは、ウィキペディアの解説です。日本固有種で、本州の関東地方から九州にかけて分布している、とのことですが、何故「シモツケ」の名が付いているのか不明です。鹿島の庭で撮ったものです。
 
令和元(2019)年6月2日(日):撮影