19/05/20   
 「谷空木:タニウツギ」
   明日21日からは、二十四節気の「小満=陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始める頃」となります。そして、「ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れる頃」と暦の解説にあります。
  とは言え、先週の日中は街歩きをすると汗をかく気温でしたが、朝晩の気温はやや低めの陽気でした。先週のここで暑さも辛抱だと書きましたが、この様子では暑さ到来は、チョット先の様相ですね。一方、奄美、沖縄地方は梅雨入りしたとみられるとのことですから、関東でも梅雨入りするのは近々でしょう。その鬱陶しさを思うと、気が滅入りますが、四季の国日本ですから、辛抱です。

  ところで、東京五輪・パラリンピックのことです。この開催期間中の交通渋滞対策として「ロードプライシング」を適用することを東京都と国交省が決めたと報道されました。「ロードプライシング」などと、今風の横文字を使っての風当たりを緩めることを狙っていますが、なんでこんな姑息なことをするのかと、呆れます。
     この横文字は、この期間のある時間帯の首都高の料金の高く(一律1000円上乗せ)して、交通量を少なくすることを狙った料金体系なのです。その代わりに、深夜や未明には大幅に引き下げして、交通量を分散させようとするものです。要するに、期間中の昼間に不要不急の事柄で首都高を使うな、使うならばその代償を払え、ということでしょう。
  一般的な多くの人の日常を勘案すれば、週末以外に不要不急の事柄を処理しようなどと思いつくのは、今や人口の多数派に入る老人族ぐらいでしょう。ですが、老人族頼りに交通量を削減を期待するには、ちょっと無理。どんな結果になるのでしょうね。
  そして、「五輪・パラリンピック」を掲げれば、この施策が許される。現代の錦の御旗なのですね。今回の誘致に際し我が国の国民は、“オ・モ・テ・ナ・シ”の心があると言ってました。オモテナシをするには、一般国民の個人(ここではこの期間に首都高を使わねばならない人々)の犠牲も必要なのでしょうか。
  この施策の結果の報道も願いたいですね。

  図録は、この季節の花です。日本固有種で、北海道の西部から本州にかけて分布、海外では、中国や朝鮮半島にも分布しているとのこと。その生育地は山地の谷間や渓流沿いが多い、とのことです。
  そして、別名を紅空木(ベニウツギ)ともいう、とはネットの情報です。旧中川の土手で撮りました。
 
令和元(2019)年5月10日(金):撮影