16/07/18
ダブルスカル
    今週も旧中川での風景です。広辞苑によれば「スカル=左右の両側の櫂(かい)で漕ぐ軽いボート。また、その競漕、一人(シングル)と二人(ダブル)がある。」とあります。また、日本ボート協会(公益社団法人)の公式サイトによれば、ダブルスカルの表記記号は、“2×”で記号の“×”は、スウィーブオールよりも短くて軽いスカルオール(1.4s前後)を左右の手に一本ずつ、計2本をもって、艇の両側からそれぞれ出して使用する、とあります。そして、スウィーブオールとは、オールを両手で持ち、艇の右側、もしくは左側に出して漕ぐボートに使うオールで、重さは2.5s前後とのことですが、マニアックなことで恐縮です。
 この日の天候は曇りで、風もない状態でしたので、艇速はかなりのものでした。 

  ところで、都知事選挙のお噂でも申し上げます。他の話題は難しくて噂話など、とんでもないことですから。例えば、南シナ海のこと、天皇陛下御退位の意向のこと、などです。
 参院選の結果が出た途端、我がマスメディアはこの報道に夢中です。参院選の告示以来、選挙に関する報道の一切を自己規制(?)していましたから、そのはけ口をここに求めてシャカリキです。
 そして、候補者の先生方も“後出しジャンケンが有利”との説を信奉して、13日の夜までのドタバタでした。前知事の情けない“セコサ”加減やら独り善がりの発言で、知事辞任となったのです。が、その際、マスメディアはこの時(前回)の知事選での反省を含めて、“後出し云々”止めてその人物や政策を検討する時間が必要だ、と言ってたのです。ですが、それが変わる気配もなく、前回と同じ様なことになってしまいました。
 有力候補と言われる三者の先生方の人物像や政策をほとんど知ることなく、投票することになります。となれば、衆愚の選択基準は、メディアでの見てくれ、物言いの様子などとなります。ですがこれまた、告示後は報道の自己規制をするに違いありません。となれば、衆愚は適当(?)に投票することになり、何方が知事になっても“そうですか”と受け入れられざるを得ないのです。
  この様な状況で選ばれた、その知事さんが不祥事(?)を起こし、その責任を追及された時、選んだ衆愚にも責任があると言われても、チョット辛いものがあります。この辺りを変えないと思いますが、色々あって出来ないのでしょうね。
 しかしです。今回の選挙なった経緯の根本は、前知事の政治資金の使い道についての疑惑でした。前知事はこの資金の使い方を弁護士に委ねたました。そして、弁護士は「不適切な支出はあったけれど、違法性はない」と言う結論になったのです。また、この件とは別の事例ですが、建設会社から不適切な経路で600万円を受け取りながら、刑事責任は問われないという不条理にもかかわらず、その渦中の甘利前経済再生担当相は知らんぷりです。

 つまり、政治と金の問題、政治家と言う公職にある人の資質が問題なのです。現時点、政治家(ここを「ka」と読まず「ya」とするのは侮辱でしょうか)には、政治資金規正法や政党助成金、あっせん利得処罰法などの法の支配が及ばないのです。この辺りを改善しない限り(恐らく、改善はあり得ません)、衆愚が満足する政治は実現することはないでしょう。
 そして、はたまた数年後には、お金に纏わる不祥事で辞任した先生方の後任を選ぶ選挙が行われるに違いありません。そんなことを予想しても何の足しにもならないのが、悲しいことです。
平成27(2016)年7月7日(木):撮影