16/02/29
雪中花・水仙
    閏年の2月29日が月曜日は何年前だったかと思いネットを見てみると、1988(昭和63)年の28年前でした。この日の東京は曇り、気温は最高10.4℃、最低3.7℃だったとありました。また、この年の出来事には、「青函トンネル開通によりJR北海道・海峡線(中小国〜木古内)が開業。青函連絡船が廃止」「日本初の全天候型ドーム・東京ドームが完成」3月、「第24回オリンピック・ソウル大会が開幕。北朝鮮は不参加」「ベン・ジョンソンのドーピングが発覚。ソウル五輪100m走の金メダルを剥奪し、2年間の出場停止に」9月、「マガジンハウスの「平凡パンチ」が休刊」10月、などでした。そして、4年前の2012(平成4)年の東京のこの日は、1.9pの雪だったそうです。 昨夜に何を食したかを瞬時に思いつかないこの頃ですから、4年前のことなど、・・・です。
 雪中花とは水仙の別名だそうです。TVの朝の天気予報士さんからの請売りです。

  ところで、先々週にも申し上げました、衆院選挙制度の改革のお噂です。今回はその後の変化についてです。と言うのも、前総理の野田さんが衆院予算員会で質問者になると決まったと途端に、現総理は慌ててこの制度の前倒しで(?)実行すると言い出したのです(2/19付)。以前にも申上げましたが、野田さんと安倍さんの『身を切る改革=定数削減』と言う約束は、平成25(2013/01)年の通常国会終了までに実行する、だったのです。
 それが今頃になって実行されたとしても、“何が前倒しなのだ”と思うのです。ところが、総理の言うのは、自民党は2020(平成32)年に改革をすると言っているが、これを今やることにすれば“前倒し”になるということなのです。つまり、基準をどこに置くのかをはっきりさせずに話するので、衆愚は戸惑います。また、我がマスメディアの多数は現体制よりなので、ここを追求しようとする姿勢が見えないのも、衆愚にとっては悲しいところです。
 そして、今回の前倒しの発言も、野田さんに追及されてしまうと、
 お決まりの台詞“選挙が戦えない”ことになるのを防ぐためだけのものです。つまり、制度改革は憲法の趣旨に沿おうとすることよりも、御身大切が優先しているのです。
 このような状況ですから、衆院議長の諮問機関の答申を受け入れることに与党の先生方は難色を示しているのです。定数削減の対象選挙区の現職の先生方は「地方の民意を切り捨てるのか」「安倍政権が進める地方創生に逆行する」、はたまた、選挙区が増加する都市部の先生方は「区割り次第では、折角築いた地盤をはじめからやり直す必要が出て来る」などのご意見があるようです。つまり、“改革反対”とは言わないまでも、自らが現役の間は可能な限り改革を先延ばししたいのが本音であることが見え見えなのです。
 ですから、今国会中に改革案が決まり、関連法案を成立させたとしても、諸事の準備があって定数是正が実行されるのは、2017(平29)年の後半だとのことです。となれば、野田・安倍の約束から4.5年もの時間を無為に過ごしたのです。
 世の中には“無駄”が必要とのことですが、この話は含まれるのでしょうか。
平成27(2016)年2月22日(月):撮影