16/02/22
梅の花
   19日(金)は二十四節気の“雨水(=雪が雨に変わり、雪や氷が融けて水となる)”でした。ですが、先週も寒く冷たい日や暖かい日もあって、陽気はやや不順のように感じました。
 図録は亀戸天神社の境内のものです。オモテが“白加賀”、ウラが“東雲(しののめ)”の銘が付けらていました。ここでも梅まつりが始まっていましたが、境内に梅の香が充るのは、もう少し暖かくなってからの様に感じました。

 ところで、廃棄食品の管理についてのお噂です。カレーチェーン店「CoCo壱番屋」から廃棄を委託された冷凍ビーフカツを横流した不正転売事件のお噂は以前にも申上げましたが、今回はその続きです。
 環境省は16日、都道府県による産業廃棄物処理業者の抜き打ち検査や、廃棄物の処分日と場所などを記入する「産業廃棄物管理票」(“マニフェスト”と言うそうです)のチェック強化などを盛り込んだ再発防止策をまとめた。中央環境審議会での審議を経て、今月下旬にも各自治体に通知する、と報道されました(02/16付)。また、丸川環境相(被曝放射線量については素人さんの如きの認識しかない人の様です)は、同日の記者会見で「今後、関係法令にどのような問題があるのか、運用も含めて検証し、対応を検討する」と述べた、とも伝えられています。
 この再発防止策の主眼は、「産業廃棄物管理票」の監視を強くすることなのですが、マニフェスト制度は、1990年度より厚生省(現・厚生労働省、その後2001年に廃棄物行政は環境省へ移管)の指導により始まり、1997年度廃棄物処理法の改正によって産業廃棄物のマニフェスト制度が義務付けられ、1998年12月より施行されている、とのことです。
  つまり、平ったく言えば、“管理方法は出来ていたのに、そのやり方が緩かったので、これからは厳しくするぞ”ってことでしょうか。そして、“今後このような事を起こさないようにお役所がうるさくするよ”ってことの様です。ですが、関係する方々がこの法令(廃棄物処理法)の本質とその狙いを遵守していれば、現時点のままでも十分に機能していたと思うのですが、そうでなかったところがこの世の常の“易きに流れる”、または“儲けなければ”の気分が勝っていたのが、この手の出来事でヒトの辛いところなのです。
 そして、様々な不祥事件後には、お役所が管理強化と称して介入し、その組織を肥大化させるは通例ですから、今回も当然のことでしょう。その意味では、行政改革が実行されない口実を、我々の側から与えているのです。
 お噂は飛んで、平成27年度末の国と地方の長期債務残高は、1,035兆円(予想値)になるそうです。行政や国家の構造改革をして、この借金を何とかせねば、なのですが、国と人々のベクトルは揃っていないようです。
 廃棄物のお噂が別のお噂になり、支離滅裂、前後不覚の様相になって来ました。ご容赦を‼‼‼。
平成27(2016)年2月17日(水):撮影