16/02/08

浅草・木馬亭
   先週の4日は立春(二十四節気の最初の節、この日から春)でした。とは云え、体感的にはまだまだ寒く、春を感じるようになるのはもう少し先ですね。

 一方、今年の中国の春節は今日の8日だそうで、春節休暇を利用した観光客が、我が国のGDP拡大・増加に寄与してくれそうだ、と報道されています。政府、日銀はデフレ対策の手を尽くしているのですが、今一つ盛り上がらない我が経済状況です。ですから、“そこを何とか”と外の力に頼むのは、この国が古来から続けて来たやり方ですので、“今年もよろしくお願いいたします”が多くの方々の気持ちでしょうか。

 その立春に今春の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(日本気象協会・3日発表)が報道されました。それによれば、『東北で平年より早くなるが、北海道、関東、北陸、東海、近畿、中国ではほぼ平年並みで、九州と四国で平年より遅くなる見込み』だそうで、東京都心と名古屋市での開花は、3月26日頃、とのことです。立春になった途端のこの発表です。春を待ち焦がれる気持ちなのでしょうが、“そんなに急(せ)くことはないよ”という気もします。

 話変わって、その立春の日に参加している“歩く会”が開催されました。今回は寒さ厳しき折、散歩は止めて座学(?)で、とのことで日本唯一の浪曲定席の“浅草・木馬亭”で開かれました。
 図録のオモテは木馬亭の様子、ウラは当日の演目一覧です。
 ここの座席数は130程度で、この日の入場者は我々の団体を入れても100〜110人でした。常連さんらしき人が開演前に「今日は凄いね、こんなに入っているのは珍しいね」と話していましたから、何時もは40〜50人なのでしょうか。この日は浪曲7人、講談1人の計8人(女性6、男性2)の演者でした。
 生の浪曲はもちろん初めて、TVでもここ数年は見たことも聞いたこともなく、ラジオでも中学生の頃にわずかに聞いたことを思い出す程度です。ですから、聞き始めはチョット戸惑いました。“あれ、浪花節って、こんなのだったの”。ですが、演者には序列があって、はじめは二つ目さんから高座に揚がるわけで、その辺りに意が回らないのが素人の悲しさと感じました。そして、中入り後の演者は年季の入っていて、その芸に聞かせるものがありました。
 しかし、演目の内容はいささか“古めかしいなァ”でした。我が国の古典芸能のなかで、落語と漫才以外は衰退の道にあるようです。でも、これらはわが民族(大袈裟ですね)の琴線に触れるものから発祥したのでしょうから、このまま消えてしまうでは寂しい気もします。

 そして、この日の浅草寺近辺の様子を申し上げれば、雷門、仲見世通り、本堂前や三社神社の周りは中国や韓国の若者(?)で満ち溢れていました。平日の昼頃ですから、同胞の浅草寺への参拝される方はおられるでしょうが、チョット前までは思いもつかない景色でした。観音様や三社様はこの様子に戸惑って入りのではないでしょうか。

 今回はまとまりのないお噂で失礼をします。
平成27(2016)年2月4日(木):撮影