瀧 口 (たきぐち)

展示番号;

二十八

展 示 日;

平成30(2018)年9月10日


 作品の諸元   〔単位;ミリ〕
茶杓
長さ 全長 184.0 
節上 69.0 
節下 111.0 
櫂先 10.0 
12.0 
切止 100 
       
長さ 全長 212.0 
筒部 199.0 
詰蓋 13.0 
太さ   28.5 
削り   草削り

口 上


白竹。逆節、節から節下にかけ、伐採時の枝を取り払った際のソゲ(削げ)がある。
また、保存時に着いたと思われる染みがあり、節部には穴が開いている。
逆樋なので、幅広に削っている。櫂先の枉げは、緩やかとしている。

黒竹。
素材がやや曲がっているので、書付部分の大きさが上下で異なっている。
蓋(栓)は、杉材。

節部の穴と、ソゲと染みと滝の流れに見立て、銘としてみた。
平成30(2018)年8月の作。 平成30年度、ユートリア祭への出品作。

仕覆

 自作。生地は帯地を使用。