竹径斜 (ちくけい ななめ)

展示番号;

二十六

展 示 日;

平成30(2018)年4月5日


 作品の諸元   〔単位;ミリ〕
茶杓
長さ 全長

187.0

節上 91.5 
節下 96.0 
櫂先 11.0 
節部 12.5 
切止 9.0 
       
長さ 全長 211.0 
筒部 202.0 
詰蓋 9.0 
太さ space 26.0 
削り space 行削り

← 右への傾き。露崎で11.0。

口 上


白竹。逆樋、双樋の茶杓。
節上が左に傾いていが、そのまま杓に削っている、また、樋が広いのでこれを生かして幅広で、かつ櫂先の
枉げも、ゆったり、緩やかとしている。
節下は、竹表面の薄皮を削ぎ落している。

欽竹ではないかと思う、部分的に゛ゴマ”が発生している。
蓋(栓)は、杉材。

樋を道(径)に見立てて、この銘にしてみた。