楽 只(らくし) 二本入り

展示番号;

二十四

展 示 日;

平成30(2018)年4月5日


 作品の諸元  〔単位;ミリ〕
茶杓
長さ 全長

183.0

節上 80.0 
節下 103.0 
櫂先 10.5 
節部 5.5 
切止 5.0 
茶杓
長さ 全長 185.0 
節上 82.0 
節下 103.0 
櫂先 11.0 
節部 7.5 
切止 7.0 
       
長さ 全長 223.0 
筒部 205.0 
詰蓋 18.0 
太さ space 30.5.0 
削り space 行削り

口 上



煤竹。順樋で、ごく細い双樋の茶杓。
きれいに燻された素材。形は利休形にしているが、節裏の形は工夫している。

櫂先の枉げは、ゆったり、緩やかとしている。


 白竹。逆樋で、双樋の茶杓。
 節部の芽跡の広さから、やや幅広の杓となっている。

白竹。
筒の上下をやや細くした、紡錘としている。蓋(栓)は、杉材。

単に思いついた言葉を銘、只(ただ)楽しむとも読む。