千 秋 (せんしゅう)

展示番号;

二十一

展 示 日;

平成30(2018)年4月5日


 
 作品の諸元   〔単位;ミリ〕
茶杓
長さ 全長

182.5

節上 73.0 
節下 109.5 
櫂先 10.0 
節部 5.0 
切止 5.0 
       
長さ 全長 220.0 
筒部 210.0 
詰蓋 10.0 
太さ space 25.0 
削り space 行削り

口 上


三本とも無樋の煤竹。
中央の竹は良く燻されているが、他の二本はやや色が薄い。
ごく標準的な形に削っているので、上記欄の寸法は、中央の茶杓のもの。

櫂先の枉げは、ゆったり緩やかとし、蟻腰に仕上げている。

白竹。
上下をかなり絞って削っているので、全体として紡錘(ぼうすい)形となっている。
蓋(栓)は、杉材。

利休の茶杓にみられる蟻腰を意識して作っているのでこの銘にしてみた。