17/05/22
薔薇の花
  先週の木曜日(18日)は上野・東博の平成館で開かれている「茶の湯」展に行ってみました。朝早い方が空いていると思い開門前の10分前に到着したのですが、同様に思う方々で既に長蛇の列。人気の展覧会なのだと再確認しました。

 目的は“古人作の有名な茶杓の実物を観る”でした。ここでの展示は7点(この中には、週刊文春5月25日号で贋作疑惑があると報道された古田織部作の銘『小倉山』も含みます)でした。今回の出品総数は259点(出品目録による)でしたから、その割合は2.7%となり、統計的に見れば誤差の範囲となります。茶の世界には種々の道具立てがあるのですが、“茶杓”位置づけは“そんなものか”が感想です。しかし、展示の杓はそれぞれの趣を感じました。
  図録は、この花は色々な所で一年中見ている様な気がしますが、この季節が本番なのでしょうか、ご近所さんの玄関先に咲いているものを撮らせて頂いたものです。
 お噂です。
 上記の織部作の『小倉山』です。この記事よれば、東博の展示会の図録に載ると、本物とのお墨付きをついたことになそうで、その価値は跳ね上がり、織部の茶杓なら数百万円から一千万円以上のながつくでしょう、とのことです。 20pにも満たない竹の小片にこんな価値があるなんて、茶の世界って不可解・不思議です。
平成29(2017)年5月12日(金):撮影